最初はやる気に満ち溢れていた社員が時間の経過と共にやる気をなくし、ただ生活の為だけに惰性で働くような状態になる事がよくあります。
そういう社員に共通している意識はこの会社では絶対に出世したくない思いです。
なので、いかに出世しないか、いかに定年まで逃げきるかと考えて立ち回り、それがうまくできない真面目な社員は病気で離脱していく。
会社のルールを守り、大きな損害を与えず、それなりに利益さえ生み出せていれば会社員としての責任は果たせているのではないかなと思っています。
私は起業という道を選んで行動していますが、会社員として生きていくけど出世はしたくない人は、自分の在り方を考えてクビにならないように定年まで逃げ切る必要があります。
定年まで逃げ切る方法7選
1.生活習慣整える
ストレスが溜まる職場でこれを実践するのは難易度高いですが、生活習慣が乱れると心と体も乱れてしまうんですね。
生活習慣を整えて健康でいる事は心身の病気にならない為にも必要な事だと思っています。
2.ストレス解消法を見つける
なるべくお金がかからない方法でストレス解消法を見つけるのがベストです。
出世を諦める=収入が上がらないのでお金がないという余計なストレスを溜めない為にも、ストレス解消法はお金をかけずがオススメです。
3.プライドは捨てる
出世を諦めれば自分より年下や後から入ってきた後輩が上司になります。
世間体としても、主に男性の場合ですが、年を重ねてもリーダー的立場にいない事を下に見てくる人間もいます。
収入が少なければ世間とは一歩外れた道を歩む可能性が高くなりますが、目的の為には余計なプライドを捨てる勇気も必要です。
4.お金の使い方のスキルを身につける
出世したくないなら収入の天井は早い内に見えるので、その収入でも生きていけるように自分のお金の使い方をコントロールしていく必要があります。
お金の使い方を学び、実践する事はスキルになります。
5.できれば副業をしたり資格取る
ここらへんはリスクに対処する為にした方がいい事です。
出世を望まない人はリストラコースにのりやすいですし、収入が増えないデメリットもあります。
副業をする事で収入を少しでも増やす努力をしてスキルを身につけたり、食いっぱぐれないような資格を取るのは何かあった時の為にもオススメです。
6.生活レベルを下げて生活コストも下げる
生活レベルを下げて、生活コストも下げれば少ない収入で生きていく事ができます。
自分にとって本当に必要なものは何なのか?それを突き詰めていけば、実現できるのではないでしょうか。
7.仕事がめちゃくちゃできる人にならない
できな過ぎても会社に居づらくなるけど、出来すぎても次から次へと仕事を振られるし、期待もされるので、出世したくないなら仕事はほどほどにできるぐらいが良いです。
上司を見れば自分の未来が見える
出世したくない社員が多い会社の特徴は会社のトップや管理職側の社員、いわゆる上司の働く姿を見て『こんな風にはなりたくない』と思わせる何かがあるんですよね。
少ない給料で重い責任を背負わされ、明らかにキャパオーバーの仕事を上から指示され、朝から晩まで働いて疲弊している姿、上に媚びて下には辛く当たる姿を見てる。
上司の中には世渡り上手な人も居て、平気で嘘をつき、部下の手柄は自分の手柄、自分のミスは部下のミスとする。
それを見抜けない上司の更に上の上司は部下の結果を見て、部下を評価して上司の立場は上がり、給料も上がっていく。
しかし、事実を知っている下の者達のモチベーションは当然下がるし、証拠がなければ事実を更に上の上司に伝える事もできないので、証拠集めをしようと思ったら仕事とは別の面で疲弊しますね。
更に上の上司に対しても、人を見る目がないと部下から信頼されなくなっちゃうのは仕方ない。
そんな先輩達の姿を見て、こうならないと会社で出世していけないんだなという現実がわかり、先輩を見る事で自分の未来も見えてくる。
そうしたら後はそうなりたいか、そうなりたいくないかの二択ですよね。
終わりの言葉
仕事は本来楽しいものですが、会社が嫌だ、そこで働く上の人が嫌だと仕事や働くことが嫌いだと錯覚してしまいます。
1日の大半を仕事に費やすのに、その仕事が楽しくない、やりがいも感じないとなると、何だかもったいないなーと感じるのですが、それはあくまで私の主観。
転職を安易に勧める人も多いですが、会社というのは働いてみないと実情はわからないし、一度雇ってもらったら辞めるのも簡単に辞めれない現実が待っています。
今の会社で出世しなくてもそれなりに定年まで逃げ切れそうなら、仕事以外に楽しみを見出して生きるのも良いと思います。
今回の記事がそんな方の参考になれば幸いです。